過去何度も英語に挫折した方へ。英語学習を習慣化する3つのヒント
こんにちは、英会話講師パンサー戸川です。
日常英会話だけに限らず、TOEIC学習でも
同じことが言えますが、いくら良い
英語学習法を知ったからと言って、
継続しないと良い結果を
得ることはできません。
もちろん「方法論」を探し求めて
もらっても良いですし、実際僕も
探していた時期はあります。
「どの方法が一番効率良くて、効果が出るのかな?」
と探し求めていました。
しかしある時気づきました。
「ん、待てよ。方法論を探し求めても良いけど、結局続けないと(=継続しないと)結果は出ないんじゃない?」
と言うことでした。
いくらあなたにベストな英語学習法を
見つけたとしても、その”本人が”継続
しないと意味がありません。
そして思うような結果も出ません。
なので、ここでこれからちょっとだけ、
今までの見方を変えてみて欲しいのです。
それは、
「方法論も大事だけど、習慣化することも大切」
ということです。
良くも悪くも今の私たちは、
”過去の習慣で成り立っています。
ある何かを継続してきた結果、
今の私たちがあります。
そしてその習慣にとってあなたは
苦になっていないと思うのです。
何故でしょうか?
それは、
「習慣化(=当たり前)になっているから」
なのです。
例えば朝に顔を洗う時、
「めんどくさいな~」と言う
気持ちはほとんど湧かないと思います。
何故なら習慣化になっているから。
という事は、
「習慣化力さえマスターすれば、後は半自動的に英語力が上達する」
のです。
実はこれ非常に
大切なことを言っています。
英会話を習得した方は、
知らず知らずのうちに、
「習慣化力」を身につけていたのです。
え、何故教えてくれないの?って
声が聞こえてきそうですが、
実は、
「あまりにも当たり前過ぎてコトバにするまでもないから」
なのです。
なので今回は、
「習慣化力を身に付ける為の3のヒント」
をお伝えしたいと思います。
初動は多少のエネルギーが必要なことを理解する。
例えば自転車を漕ぐ時に
最初だけ力要りますよね。
しかし段々漕ぎ始めてくると、
最初ほど力は必要なく、軽めの力で
前に進むことができるのです。
これを英語学習
習慣化に置き換えると、
「最初の3週間ほどは引き戻し現象(=以前の自分に戻ろうとする力)があるけど、それを乗り越えると英語学習習慣化が身につく」
ということです。
英語学習は今から取り入れる
新しい習慣なので、”慣れ”が必要です。
僕は中学・高校バレー部だったのですが、
やはり入部の際は慣れるまで
時間がかかりました。
人間関係とか練習方法とか
その他もろもろ。
習慣化も同じなんですね。
1日10分から始める。
多くの方は最初から飛ばしすぎなんです。
やる気に満ち溢れて、
「よし!今日から2時間やってやるぜ!」
的なノリで勧めますが、その時だけです。
これは何故でしょうか?
理由は、
「その時は新しい習慣を始めるのにやる気やエネルギーに満ち溢れ、それが永遠に続く」
と錯覚してしまうのです。
もちろんやる気に満ち
溢れることは良いことです。
僕も否定はしません。
ですが、その時の感情に
任せ過ぎてしまうと、後に
高確率で失速→挫折します。
なので、
「1日10分まで」
と設定し、1週間できたら
10分ずつ時間を増やしていく。
これを必ず守ってください。
ある意味、
自分で自分自身を
じらすのです。
そうしないと、
高確率で失速します。
なのでこれを今日から
実践してみてください。
引き戻し現象は3回あるので、それらを踏まえて習慣化力を身につける。
新しいことを習慣化する為には、
平均3回は引き戻し現象がやってきます。
これは脳の反応で、
「それはいつものあなたと違うから、元の自分になって戻ってらっしゃい」
と、いわゆるお母さん
みたいなモノです。
そして大抵この
引き戻し現象にやられます。
僕もその一人です笑
なので、
「新しいことを習慣化している最中は、3回引き戻し現象が起こるからそれに引っ張られないように気をつけること」
を頭の片隅に置いておいてください。
まとめ。
以上、この3つのことを
気をつけるだけで、英語学習を
習慣化させることができます。
「効率的、かつ、効果的な学習法」
も大切ですが、その前に、
「習慣化力」
を身につけて頂ければと思います。
それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました!