こんにちは、英会話講師パンサー戸川です。
さて既に説明不要の大人気漫画、
「鬼滅の刃」
ですが、今回はその中の名言や名台詞を英語にするとどうなるか?
そして、文法的な視点でも、どういう気持ちが込められているか、これらを分かりやすく解説していきたいと思います。
それでは早速始めて行きましょう!
「兄ちゃんが絶対助けてやるからな!」って英語で何と言う?
このシーンは第一話になりますね。
雪降る中、炭治郎は泣きながら妹の禰豆子(ねずこ)を背負って歩いています。
「なんで…なんでこんなことになったんだ。禰豆子死ぬなよ。死ぬな。絶対助けてやるからな。死なせない。兄ちゃんが絶対に助けてやるからな」
そして今回は、
「兄ちゃんが絶対助けてやるからな!」
これを英語で何と言うかですね。
実は中学英語で表現出来るんです。
結論:Your big brother is definitely going to save you!と言います。
炭治郎はここで、
Your big brother
を主語として選びました。
もちろん直訳なので間違いはないのですが、I am~から始めても、特に問題はないと思います。
definitelyの意味は?
次は炭治郎がここで、definitelyと言う単語を使いました。
definitelyの意味は、
「明確に、はっきりと、確実に、確かに、そうですとも、絶対に(…ない)、断じて(…ない)」
これらの意味があります。
ですが、ここでの適切な意味は、
definitelyは「確実さ」、そしてその裏側には「疑いようのなさ」の気持ちが込められているんですね。
なので、
「兄ちゃんがぜってぇ助けてやるからな!」
と言う気持ちが伝わりますよね。
何故、be going to~の形なのか?
何故ならこの時の炭治郎の気持ちは、
「心の中ですでに決めている=ねずこを助ける」
と言うことです。
それに対して助動詞willは、
「その場でとっさに決めたこと」
を言いたい時に使います。
纏めると、
・心の中ですでに決めてる事=be going to
・とっさにその場で決めた事=will
このように分けることができます。
しかし個人的には、
Your big brother will definitely save you!
こちらでも問題はないのかなと感じています。
先ほどは助動詞willで、「その場で決めたこと」と言いました。
ですが、willのコアの意味は、「意志と予測」意志未来(~するつもりである、~します)この意味になります。
と言うことは、
「willを使う=兄ちゃんはねずこを助けるぞ!」
と言う「意志」をここで表現しているんですね。
なので、この理由からも、willを使っても大丈夫かなと考えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
こうやって、
「大好きなこと×英語で何と言う×文法」
このスタイルで英語を学ぶと、好きな事ですからすっと頭に入ってきやすいと思います。
「鬼滅の刃は好きだけど英語は苦手・・・。でも、英語は話せるようになりたいし、文法も理解したい!」
と言う方は、是非この方法で学んでみて下さいね^^
それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました!
X フォロワー約18万人。TOEIC 915|英検準1級|AUS留学約3年半。帰国後、九死に一生の事故で約2ヶ月半入院。その後フィットネスで約3年働き独立。英語迷子を救い、楽しさを伝え、自信と勇気を持って英語が話せる人を増やすことが夢。ゴルフ・コーヒー・AE86が好き。40歳。奈良県桜井市出身。広陵町在住。
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