こんにちは、英会話講師パンサー戸川です。
僕が今まで出会ってきた方たちや、本、雑誌、
ネット、SNSを見かけると、
「英語が喋りたい!でも、苦手意識がある・・・」
「英語と聞くと、ポジティブなイメージよりネガティブなイメージが多い」
などの方を見てきました。
その結果、
「英語学習もするんだけれども、最初の気持ちが「やらなきゃ」とか、「嫌だなぁ」と、英語学習、又は英会話を楽しめていない」
のです。
僕は思いました。
「何故こんな矛盾が起きているんだろう?」
と。
そこでよくよく考えてみた結果、
ある原因が見つかりました。
英語アレルギーの原因。それは、中学時代の英語授業が影響しているということです
それは、
「多くの確率で、中学校時代の英語授業が大きく今にも影響している」
と考えたのです。
僕がよく聞くパターンとして、
「中学校の英語の先生が嫌いだった」
とか、
「テストの点があまり良くなかった」
「小学校までは英会話教室に通っていたのに、中学から嫌いになった(例:先生から英語の文章を読むように当てられ音読したら、先生に笑われた」
等、何かしら英語に対して
「嫌なイメージ」があるのです。
このような出来事が、
今となっても大いに
影響しているのです。
本来であれば、
「中学時代の英語の○○先生=嫌い」
のはずなんです。
しかし、何故だかわかりませんが、
知らぬ間に拡大解釈をしてしまい、
「中学時代の英語の○○先生=嫌い」から、
「中学英語=嫌い」
そして、
「英語(英会話)=嫌い」
と変化してしまっているんですね。
と言うことは、(僕の考えですが)、
「どれだけ良い英語勉強方法を実践したとしても、根っこの部分(=潜在意識)の英語に対する印象が、ポジティブよりも、ネガティブが多いので、自然に拒否反応が出てしまう」
のです。
この部分を根本的に解決しなければ、いくら英語を
頑張ったとしても、あなたの”気持ち”がついていかないのです。
そして典型的な例としては、
「挫折してしまう」
ことがあるのです。
ではどうすれば良いのでしょうか?
英語アレルギーを治す方法:ステップ1)英語と聞いて、思いつく単語や言葉を書き出す。
このワークは紙とペンを用意します。
そして、自分が英語に対してどのような
イメージを持っているかのワークになります。
「これ以上考えても出ない」
という所まで書き出して下さい。
そして書き終わったら、
「ポジティブとネガティブの言葉の割合を分けてみる」
これをして下さい。
もしポジティブよりネガティブの割合が多ければ、
それが現時点であなたの英語に対するイメージになります。
良い・悪いは抜きにして、
「今自分はこのようなイメージを持っているんだ」
と客観的に眺めて下さい。
ステップ2)もし英語が人であれば、どのような人物であるか、あなたの英語はどのような関係性なのかを具体的に書き出してみる。
例えば僕の場合、
「英語は親友でとても楽しく、ノリもよく、一緒にいて面白い」
と言うのが僕のイメージです。
しかしある方は、
「英語はすごい憧れの人。喋りたい気持ちはあるけど、何か冷たい感じ。こちらから喋りかけようとしても、相手にされない。憧れで終わるだけ”ふん、まだまだだな”と言われている感じ」
という回答をされた方にも過去にはいました。
このように、
「英語はあなたにとってどんな人か、どういう関係性なのか?」
をできるだけ具体的に紙に書き出して下さい。
これも、自分が英語に対して、どのように接しているか、
思っているかを知る為のワークです。
ステップ3)英語と仲良くなる(英語=友達)になるにはどうすれば良いか考えてみる。
僕が最終的に目指して欲しいのは、
「英語は友達だ!」
の感覚です。(※キャプテン翼の「ボールは友達さ!」みたいな感じでしょうか)
友達であれば、
「自分の良い所も悪いところも失敗している所もカッコ悪い所も全部受け止めてくれる」
この”感覚”になれば、英語に対するイメージが
ガラッと変わるのです。
イメージの力って本当に強力です。
そして私たちは無意識にその影響を受けています。
例えばクラスメイトでめっちゃ無愛想でツッパってて、
ヤンキーで筋肉ムキムキ、剃り込み入れて、授業にも平気で
遅れる、全授業居眠り、放課後隠れてタバコを吸う、
というリキヤ君(仮名)がいたとします。
この時点では、
「不良、近寄りたくない、友達になりたくない、怖い、」
などの「イメージ」がありますよね。
しかしあなたは下校中、
リキヤ君を公園で見かけました。
するとリキヤ君は公園の滑り台の下にダンボール箱に
捨てられていた子猫を抱き抱えて、
「俺が責任持って育ててやるからな。安心しろ」
と、子猫を撫でて独り言を
言っている場面を偶然見かけたとします。
すると、あなたがリキヤ君に対して今まで見てきたイメージと、
その光景を見た後のリキヤ君のイメージって変わりませんか?
「リキヤ君、動物に対してはめっちゃ優しいやん」
このように、あなたの中で「イメージ」が変われば、
その後の行動や思いも変わっていけるのです。
そしてこの根っこの部分(=潜在意識)が良くなれば、
「英語=楽しい」
「英語=もっと話したい」
と、ポジティブなイメージに
変わっていけるのです。
そうなれば占めたもの。
そしてここが変わってようやく、
「英語勉強法を最大限に活かせる」
のです。
まとめ:英会話スクールに通う前に、まずは英語アレルギーを治すワークをやってみましょう。
「英語が喋れるようになりたい、ネイティブと仲良くなりたい」
という気持ちがある反面、
「苦手、文法嫌い、恥ずかしい、間違ったらどうしよう」
という英語に対するネガティブなイメージが
勝ってしまい、あなたの行動にブレーキを
かけてしまっています。
そしてその摩擦が大きければ
大きいほどストレスとなり、
そして、続けはするものの、
「しなければいけない(=have to思考)」
で取り組んでいるので、全然英語を
楽しめていないのです。
本来英会話は楽しいものです。
英語を喋って、自分が相手に伝えたいことが
伝わった時の喜びや、今まで不可能の思い込んでいた
英語のリスニングが聞き取れたり、洋画字幕なしで
理解できたらめっちゃ嬉しいですよね。
僕もFRIENDSと言う海外ドラマを
字幕なして英語を聞き取れた時の
感動は今でも忘れません。
もう一度言いますが、英語は楽しいんです。
なので、
「私、英語アレルギーかも」
と思われる方は、是非一日でも早く
英語アレルギーを治すワークに取り組んでもらい,
楽しく英会話できるようになって行きましょう!
それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました!
X フォロワー約18万人。TOEIC 915|英検準1級|AUS留学約3年半。帰国後、九死に一生の事故で約2ヶ月半入院。その後フィットネスで約3年働き独立。英語迷子を救い、楽しさを伝え、自信と勇気を持って英語が話せる人を増やすことが夢。ゴルフ・コーヒー・AE86が好き。40歳。奈良県桜井市出身。広陵町在住。
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