結局TOEICって語彙力なんですか?

TOEIC

●結局TOEICって語彙力なんですか?

こんにちは、英会話講師パンサー戸川です。

結論から言いましょう。

はい、そうです。語彙力です。

以上。

 

ってここで終われないので
もう少し書きますね。

 

かなりざっくり書きましたのでもう少し補足すると、
もちろん「リスニング力」も必要です。

ですが、「語彙力が多い」のと合わせて
「聞き取れる語彙の範囲」も
広ければ、点数は取れます。

 

TOEICのミッションとは?

TOEICはほぼ毎月受けれます。

そしてその為にテストを作らなければいけません。そのテストとは、

「良いテストを作ること」

です。

 

「じゃあ良いテストってどういうこと?」

を説明すると、

「ちゃんとTOEICの勉強をした人が、高得点を取れること」

です。

じゃあ勉強をちゃんとした人と
していない人を公平にする為には
どうすれば良いのか?

それが、

「語彙力」

なのです。

 

TOEICテストを受けられた方は
既にご存知かもしれませんが、
初受験やこれから受けられる方の
為にお伝えすると、リーディングの
本文でnearlyというコトバが出たとします。

 

そして問題文で例えば、

In the email,the word”nearly”in paragraph 1, line 3, is closest meaning to

A)least
B)almost
C)seldom
D)closely

とあります。

もし語彙力があれば、この問題は
すぐに答えられるのですが、
語彙力がないと、本当に
チンプンカンプンです。

 

更に他の例で言うと、リスニング等で、
Poul drank milk last night.が
聞こえるとします。

そして問題の選択肢には、

A)mineral water
B)snack
C)dairy products
D)beef

があり、

「彼は何を昨晩飲みましたか?」

と聞かれた時、

「あれ?ミルクがない?何で何で?」

 

となる場合があるのです。

 

これはいわゆる、

「パラフレーズ力(=言い換え力)」

が試されているのです。

 

もしあなたが単語を知っていれば、
C)のdairy products(乳製品)と
いうことをすぐに回答できます。

しかし単語を知らなければ、
言い換えが出来ない→時間かかる
→正答率が下がるのです。

 

TOEICではパラフレーズ(=言い換え)問題がよく出ます。

今回のようにパラフレーズ問題が沢山出たり、
抽象度を一段上に上げたモノが正解とかもあります。

例えばリーディングでの本文では、
orange juiceと出ていたのに、
選択肢にはbeverage(飲み物)として
存在しているのです。

 

ということは、(かなりザックリですが)

「TOEICの勉強をちゃんとしてきた人が高得点を取れる=言い換え能力が高い」

となります。

そしてTOEIC側も、TOEIC勉強してきた人に
ちゃんと点数が取れるようにする為には
語彙力で差をつけれるようになっているのです。
(※もちろん他のスキルも必要です)

 

もし先ほどのorange juice の例で、
選択肢にもorange juiceと書いてあると
受験者全員の正解率が上がりますよね。

ということは、あまり勉強していなくても
点数が取れるという事になります。

 

とにかくTOEICに出てくる単語を毎日覚えよ!

僕も今毎日単語を覚えているので
あなたの気持ちは理解できます。

例えば、

・単調
・面白くない
・時間がかかる
・日常にあまり使わない
・600点目指すには5000語
・700点目指すには6000語
・850点以上は10000語覚える必要がある
・即効性はなく、どちらかというと遅効性
・毎日のコツコツが必要
・etc…

どれも「えー、嫌やー」って
言いたくなりますよね。

 

でも逆を言えば、これさえ
ちゃんとやれば
点数は取れるんです。

 

だって覚えるだけですから。
(※リスニング攻略法はまた別の機会にお話ししますね)

 

そこがあなたに
試されている所の
1つなんです。

 

もちろんですが、
「ラクラク~♪」で
点数は取れません。

もし楽チンで取れてしまうと
勉強した人としていない人の
差をつけれるどころか、

「果たして受ける意味はあるのか?」

みたいな事になるかもしれませんから。

 

じゃあどうすれば良いの?

それは、

「まずは単語を覚えることを習慣化すればい

のです。

要は、「当たり前化」です。

 

朝起きて顔を洗うくらい、
単語を覚えることを習慣化に
すれば良いのです。

 

かといって、

「おーし、1日30個から覚えてやるぜ!」

ってなっても最初は良いですが、続きません。
一気に負荷かけすぎです。

おススメの方は、

「最初の1週間は、1日3個以上覚えたらダメ!」

という「禁止ルール」を設定します。

 

よく公園で、

「ペンキ塗りたて!触るな!」

って見たことや聞いたことありますよね。

そんな時何故だか
触りたくなりませんか?

 

それを単語を覚える時に利用して、
〇〇以上したらダメ!と禁止にするのです。

そして1週間ちゃんとできたら、
次は5個、10個と
徐々に増やしていくのです。

すると、負荷も徐々に上がり、
少しずつ慣れてくるのです。

 

そして気づけば習慣化してますから、それを
ゆっくり毎日コツコツ行うだけ。

 

「今から100キロ走れ!」

 

って言われたら無理ですが、
「まずはランニングシューズを買いに行きましょう!」

だったらOKですよね。

こうやって、小さなハードルを
ちゃんと1つずつ飛び越えていくのです。

このような毎日の積み重ねが
600点突破への道へと
繋がって行くのです。

とにかくTOEICに出てくる単語を覚えて語彙力を増やしてください

もし文法があまり分からなくても、(もちろん必要ですよ)今までボヤっとしていた文章がハッキリ見えてきます。

見えれば「分かる」に
繋がりやすいですよね。

 

なのでTOEIC初受験、初心者、
300点~500点台の方、
600点を突破したい方はまず、
「語彙力」を増やして下さい。

すると後から問題を解ける範囲、
わかる範囲が一気に広がりますから。

それでは今回はこの辺で。

ありがとうございました!

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