TOEICリーディングパート5攻略法を分かりやすくお伝えします

TOEIC

こんにちは、英会話講師パンサー戸川です。

さて今回は、

「TOEICパート5攻略法」

についてお話して
いきたいと思います。

TOEICパート5の特徴

まず問題数ですが
全部で30問あります。

そしてTOEICでは点数を
上げやすいパート順と言うのが
あるのですが、実は結構上位に
入っているんですね。

※因みにTOEICの
スコアを上げやすい順番は、

1)パート2
2)パート1
3)パート5
4)パート6
5)パート3
6)パート4
7)パート7

このようになります。

 

攻略する際は(※本当は好きな順番でもOK)なのですが、
もしスコアアップを狙いたいのであれば、
上記の順番で攻略することをおススメします。

(※紙とペンを用意してメモするか、スクショしておいてください)

という事は自然に優先順位が
3番目に入る箇所ですので、
TOEIC学習を優先的に、なおかつ、
時間をこちらに多く
使う事をおススメします。

 

TOEICパート5よく出る順。

パンサー戸川調べによると、
問題タイプには8種類あります。

そしてこれから順に
「頻出度の高い問題タイプ順」に
お伝えしていきますね。

1、語彙問題
2、品詞問題
3、動詞問題
4、前置詞or接続詞問題
5、代名詞問題
6、前置詞問題
7、関係詞問題
8、その他

ということは、この順に上から
時間を費やしていくと
「スコアアップに繋がる」
という事が言えます。

あくまで傾向ですので時には
動詞問題が多く出たりすることは
ありますが、TOEICは

「equity(=公平、公正)」

をする必要がありますので、
大きく逸れることはないでしょう。

TOEICパート5に費やす1問辺りの時間は?

既に受験経験のある方は
何となくご存知かと思いますが、
未受験の方の為にもお伝えすると
構成としては以下のようになっています。

13:00~13:45 リスニングパート
13:45~15:00 リーディングパート

このようになります。

そして理想的な
リーディングパートの
時間の使い方は、

パート5(30問):10分(1問20秒)
パート6(16問):8分(1問30秒)
パート7:(54問):54分(1問60秒)

となります。

なので、

「最初は1問30秒程でもOKだが(※TOEIC600点目指す方向け)、最終的にはパート5は1問20秒の意識で解く必要がある」

となるのです。

「えー!!そんな速く解いていかないといけないんですか!!」

はい、そうなんです。

 

でも安心して下さい。

今回は大まかなTOEICパート5の
攻略法だけお伝えしていますが、
これからそれぞれの問題の解き方や
具体的なテクニックも盛り込んでいきます。

その感覚を掴めたら、1問20秒、
いや、問題によっては、10秒で
解ける問題もパート5には
出てきますので、是非その瞬間を
味わって下さい。

 

もうホントに気持ち良いですよ。

「私、天才やん・・・」

って数秒間自分に酔ってしまうほど
速く答えることができますから。

まぁ酔うヒマあったらさっさと
次の問題に移って解けよ!って
話なんですけどね笑

パート5の解き方。

では実際以下の問題を観ながら
一緒にやっていきましょう。

解き方は2種類ありますが、
まずは初めての方向けに
お伝えしていきますね。

ではこれから頻出する問題(品詞問題)
を例にして解いていきましょう。

 

Q:Consumers tend to prefer domestic brands when buying __________ like milk, medicines, or diapers.

A: necessities
B: necessarily
C: necessary
D: necessitate

「えっ、全然分からん・・・」

って思った方も安心して下さい。

1個ずつ解説していきますね。

 

ステップ1)選択肢を先に読み、
「何の問題か?」を把握する。

既に「品詞問題」とお伝えしたので
今回の場合は大丈夫ですが、
他の問題であれば、

「あ、これは接続詞問題やな」

とか、

「これは得意な語彙問題や!」

 

等と、

「何を問われているか?」

をしっかり把握して下さい。

 

今回であれば品詞問題なので、
選択肢にあるそれぞれの
単語の”品詞”を理解します。

 

ステップ2)文法問題なら文構造、
語彙問題なら文脈を考えて文頭から読む。

さて今回の場合だと、

Q:Consumers tend to prefer domestic brands when buying __________ like milk, medicines, or diapers.

A: necessities
B: necessarily
C: necessary
D: necessitate

ですので、これは先ほどから
お伝えしている通り、
「品詞問題」です。

「品詞問題」の場合、
2パターンに分かれています。

それは、

A:文の要素(SVOC)が欠けているタイプ
B:文の要素(SVOC)が揃っているタイプ

です。

これのどちらかを
把握していきましょう。
(※因みにTOEICパート5やそれ以外でも文法の基礎である”五文型”はマスターしておく必要があります。分からない方は早い段階で五文型をマスターしておいてください)

 

ステップ3)解答が分かった時点でマークする。

Q:Consumers tend to prefer domestic brands when buying __________ like milk, medicines, or diapers.

A: necessities
B: necessarily
C: necessary
D: necessitate

この時全ての英単語の意味を
理解していることが理想なのですが、
単語の意味は分からなくても品詞と
五文型を知っていれば
解けるとご存知でしたか?

「えっ、そうなんですか?」

はい、そうなんです。

上から順に、

A: necessities(名詞:必需品)
B: necessarily(副詞:必ず)
C: necessary(形容詞:必要な)
D: necessitate(動詞:~を必要とさせる)

になります。

 

そして今回問われているのは、

Q:Consumers tend to prefer domestic brands when buying __________ like milk, medicines, or diapers.

この空欄の部分ですよね。

 

前半を読んでみると、
Consumersからbrandsまでが
”文章”として完成しています。

 

そして次が接続詞のwhenが入っています。

という事は、それ以降は新しい文章を
完成させないといけないのです。

「え、でも待って下さい。whenの後ろにスグに動詞の-ing形がきています。主語と動詞はどこに行ったのですか?」

 

実はこの形は、

「when以降は、when(they are)buyingと、「主語+be動詞」が省略された形」

なのです。

「なるほど!そんなことが出来るんですね!」

はい、出来るんです。

 

そして今回問われているのは、

Q:Consumers tend to prefer domestic brands when buying __________ like milk, medicines, or diapers.

A: necessities
B: necessarily
C: necessary
D: necessitate

buyingに対しての
”目的語”が問われています。

基本的にbuyは、

「他動詞(=目的語を必要とする動詞)」

として多く使われています。

という事は、

「目的語になれる”品詞”が必要」

ということになります。

 

「じゃあ目的語になれる品詞って何ですか?」

 

それは”名詞”なんです。

 

なのでもし以下の選択肢の
単語の”意味”は分からなくても、
どれが品詞さえ分かっていれば、
正解は導けるようになるのです。

A: necessities(名詞:必需品)
B: necessarily(副詞:必ず)
C: necessary(形容詞:必要な)
D: necessitate(動詞:~を必要とさせる)

「あっ!じゃあひょっとして正解は・・・?」

はい、正解はAのnecessitiesになります。

 

Q:Consumers tend to prefer domestic brands when buying __________ like milk, medicines, or diapers.

A: necessities
B: necessarily
C: necessary
D: necessitate

(訳:消費者は、ミルク、薬、おむつのような生活必需品を購入する際、国産ブランドを好む傾向にある)

このように解いていきます。

 

まずは練習として30秒で
解いてみて下さい。

そして最終的には1問20秒で
解いていきます。

更に今は実感湧きにくい
かもしれませんが、将来的には
1問10秒、もしくはそれより
速く解けるようになります。

 

「えー!そんな事可能なんですか?」

はい、可能です。

 

既にお伝えしていますように、
解く問題数の経験値が増えれば増えるほど、
「あ、この問題やったことある」と分かるんです。

そうなると、

「あ、Cだ」

と言い切れるようになるんです。

 

最初は、

「C・・・。かな~?」

なのですが、

「C!」

と、このように自信を持って
”断定”出来るようになります。

更に経験値を積むと、自信とか
そーゆーのを通り越して、
「淡々と解く」状態になる
ことができます。

「Part5や6にかけている時間は惜しい。早く解いて、Part7にもっと時間を使いたい!」

ってなってきます。

 

TOEICパート5まとめ。

まとめると今回は「品詞問題」のみを
例として出しましたが、これからも引き続き
異なる問題タイプのものを
ブログで更新していきます。

各問題タイプのモノをお伝えしていきますので、
その時までに復習をしておいてください。

それでは今回はこの辺で。

ありがとうございました!

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