【第5話】パンサー戸川のオーストラリア留学日記

オーストラリア留学日記

こんにちは、英会話講師パンサー戸川です。

本日は、オーストラリア留学日記
「第5話」をお届けします。

 

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■僕が思わず二人組の女性を見て思わず「あっ!!」と言ってしまった理由。

それは、二人を見ていた時、
何と「日本語」を喋っているではありませんか!!

その瞬間めちゃくちゃ嬉しくなりました!

 

何故なら、

「日本人が少なくとも二人はこの語学学校に居る!」

と言うことだったのです。

 

「うわっ!日本人おるやん!うわぁホンマ嬉しい!何なにこの日本語話せる安心感!英語漬けの生活このままずっと続けずに済んだわー!日本語話したいときに話せるようになるやん!まず一安心やぁー!」

 

自分の心の中が不安で
いっぱいでしたが、少し安心しました。

その後、フロントの人が
僕に話しかけてきました。

 

フ:「アキーオ!クラス スターツ アット ナイン、OK?ユア クラス イズ オーバーゼアー」

僕:「オーケーオーケー、サンキュー!」

 

僕のクラスは、フロントから
少しだけ離れた場所にありました。

その時、時間は8:40過ぎたくらい。

まだ授業が始まるまで時間はありましたが、
特にすることもなかったので、早めに行こうと思い、
自分のクラスに行きました。

 

確か、僕の最初のクラスは
Pre-Intermediate(準中級)でした。

レベルで言うと、TOEICでは、
370-510点レベルのクラスでした。

 

カンタンな英語で聞かれた内容は、
なんとなく分かるがうまく話せない。

リスニング能力、文法力、語彙力を
高める必要があるレベルでした。

 

教室に入る前、さきほど安心していた気持ちが
再び一気に不安と緊張になりました。

 

「ここが俺のクラスか。いきなり先生おったらどうしよう?でも、英語間違えながらも少しずつは落ち着けるようなったかも。しかも、生徒ってどんな人がおるんやろ?色々な国の人がおるって聞いたけどなー。さっきの日本人おらへんかなー。」

 

ドアの前でうじうじしているのも変なので、
恐る恐る教室のドアを開けました。

 

すると、誰もいませんでした。

「って、誰もおらへんやん。何やあの緊張感!返してくれ!」

と自分でツッコんでいました。

 

教室に入ると、一番前には、ホワイトボード。
窓側にはテレビ。そして、机は、
5つのグループに分けられている形になっていました。

 

「何や何やこの分け方。日本の学校とは全然違うな。これがオーストラリア式か~。グループで授業する形かー」

 

※以下がそのイメージです。

 

「こんな感じで授業するのは初めてやな。あっ、席どこ座ったら良いねんやろ?特に誰もおらへんし、自分が一番座りやすい所へ座ろう。」

 

ホワイトボードに背を向ける形の席もありましたが、
授業が聴きにくいと思ったので、
ほぼ真正面向ける席にしました。

 

席を決めたあと、とりあえず、
筆記用具、ノート、そして、
電子辞書を取り出しました。

「これがなかったら終わりやな。絶対無くすなよ、自分!」

 

この時の電子辞書に対する扱いはVIPそのものでした。
これないと生きていけないくらいの
レベルに考えていたからです。

 

時間は8:50分を過ぎました。

 

「えっ、もうそろそろやんな。てか誰も来てないやん。えっ、もしかして間違ってる?」

 

少し不安になりました。

しかし、何度か確認した所
無事に合っていました。

 

「何で誰もこーへんねん!来くるのもイヤやけど、来ないのも何かイヤやな。」

 

その瞬間、

先生:「ハロー。グッモーニング!アーユー ア ニュー スチューデント?」

僕:「はっ、ハーイ。グッモーニング。ヤーヤー、イエス、アイ アム。」

先生:「ベリーグーッ!ユア ネーム?」

僕:「あっ、アキオ。アイム アキオ!」

先生:「OK。&(P’=(=(=%$#”’”’’”(=”=(’(”&」

僕:「なっ、何て言った?あっ、座っててって事かな。まぁ座っとこ。」

早すぎて、しかも、またちょっと
頭真っ白になって、聞き取れませんでした。

すると、先生は授業の準備を始めました。

 

その後、生徒がどんどんと
クラスに入ってくるではありませんか!

僕:「おっ、何や何や?いっぱい生徒さん入ってきてるやん。えー、あれ何ジン?韓国人?いっ、イタリアかな?鼻高いし。あの男の子は?台湾人?色々な国の人入ってきてるやん!うわぁー一気に緊張してきた!」

その数はだいたい20人ほどでした。

しかも、何人かは
同じ国の人がいたので、
母国語を話始めました。

 

「あかん、さっぱりや。何言うてるかわからへん。あっちゃこっちゃで母国語話してるから余計に分からへん。て言うか、みんな仲良いやん。自分だけ独りやし。日本人、おらへんかなー?」

 

授業の形も、クラスメイトも、何ジンかも、
何もかもどうなっていくか分からない状態でした。

 

授業開始5分前、ある男性が、
僕の座っているグループ席に座りました。

 

黒縁メガネ、少しひげ生えてる、
髪は調髪、中国人、もしくは
台湾系の顔をしていました。

 

緊張していたので、そのクラスメイトに
話かけることが出来ませんでした。

そのクラスメイトが座ると、
他のクラスメイトが彼の所へやってきました。

 

クラスメイトA:「モーニング、ダイ!(&’(=”%#&()??」

ダイ:「モーニング!$’$%)’#”()((」

クラスメイトA「OK!」

 

その会話を聞いた瞬間、
(※内容は分かりませんでしたが)
気になる所がありました。

 

それは、ダイと言う男性の発音だったんです。

僕:「えっ、何か今の発音、どっかで聞いた事のある発音やな。いや、それというよりかは、クセ、かな。日本人独特のクセの発音。もしかして、いや、でもそれはないやろ。まずありえへんな。よく顔見たら中国系の顔やし。俺の思い過ごしやな。」

 

一瞬期待したのですが、あまり期待したら
後でがっかりするだろうと思い、
すぐに期待を辞めました。

 

午前9時。遂に授業が始まりました。

最初に先生が話始め、授業はスタート。

 

すると突然、先生は僕の事を紹介し始め、
みんなの前で自己紹介するように言ってきたのです。

 

「えっ、準備してないし!人前で話すの苦手な上に英語で話せって!無茶や~!でも喋らなあかんよな、英語話せるようになりたいねんもんな。そやんな。喋ろう。

 

話した内容は、名前、年齢、
出身国、趣味、等を話したのを覚えています。

 

約1分間。めちゃくちゃ緊張しました。

自己紹介終了後、皆から拍手。
終わると、すぐに授業が始まりました。

 

「あー、緊張した。。。動揺しまくってるわ。。」

 

その動揺した中、クラスは進んで行きました。
そして、30分くらい経った後、先生が
グループワークをするように指示しました。

 

そして、僕のグループは、
男子2人、女子3人のグループでした。

そして何かのトピックについて
僕以外のクラスメイトが議論し始めました。

 

「うわっ、俺何も言えてないやん。隣の韓国の女の子めっちゃ喋ってるし!てか、結構この子話すの上手じゃない?何でこのクラスにおるん?中級クラスやろーどう見ても!」

 

その議論をしているとき、隣の女子生徒が、
僕の前に座っているダイに
英語で話しかけた瞬間です!!

ダイはこう答えたんです!

続く

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