こんにちは、英会話講師パンサー戸川です。
中学の英語の授業で、
mustとhave toは同じ
「~しなければならない」
と習いましたよね。
確かに合っている事はあっているのですが、
実は両者には話し手から感じられる気持ちが違うんですね。
その違いとは、
must=主観的な義務
have to=客観的な義務
これらが両者の違いとなります。
それでは例文を交えて
説明して行きましょう。
助動詞mustの本当の意味とは?
例えば、
「英語を毎日勉強しなければならない」
この文章を英語で書くと、
I must study English every day.
となります。
しかしここでの具体的な
ニュアンスなのですが、
「自分の気持ちの内側から湧き出ている感情」
だということです。
例えば、
「来年の夏にオーストラリアへ留学する。それまでに、少しでも日本で英語力を上げておかなければならない」
等の理由で、
I must study English every day.
と言うフレーズになるのです。
助動詞have to~の本当の意味とは?
これに対しhave toはどうでしょうか?
例えば、
I have to study English every day.
(私は毎日英語を勉強しなければいけない)
日本語訳としてはどちらも
一緒なのですが、こちらの場合は、
「外部から強制させられるような義務の場合」
に使います。
例えば、
「親から先日の中間テストの結果が悪いと言われた。
だから、いやいや(仕方なく)今度の期末テストで良い点を
取るために英語を毎日勉強しなければならない」
と言うような理由から、
have toが使われるのです。
must notの場合はどうなるの?
因みにmust notの意味は、
「~してはいけない」
と言う、「禁止」の意味になります。
例えば子供がお菓子を
食べていて、その途中で
お菓子を地面に落としました。
子供はそれを拾って食べようとした瞬間お母さんが、
You must not eat it!
(食べちゃだめ!!)
となるんですね。
don’t have to~の場合はどういう意味になるの?
もしこの時、
You don’t have to eat it!
と言うとどのような意味になるのでしょうか?
don’t have toの意味は、
「~しなくても良い」
と言う意味になるので、
「それは食べなくて良いよ」
と言う意味に変わるのです。
今回のmustとhave toの違いですが、
否定形になるとそれぞれが持つ
意味が異なってきます。
なので、何度も復習してそれぞれの違いを
身につけて行きましょう。
それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました!
X フォロワー約18万人。TOEIC 915|英検準1級|AUS留学約3年半。帰国後、九死に一生の事故で約2ヶ月半入院。その後フィットネスで約3年働き独立。英語迷子を救い、楽しさを伝え、自信と勇気を持って英語が話せる人を増やすことが夢。ゴルフ・コーヒー・AE86が好き。40歳。奈良県桜井市出身。広陵町在住。
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