助動詞willとbe going to~は一緒の意味じゃないって本当ですか?

英文法

 

こんにちは、英会話講師パンサー戸川です。

恐らくほとんどの方が、

「willとbe going to~は一緒ですよー」

と習ったと思います。

 

日本語に訳すと、

・I’ll buy this watch.
(この時計を買います)

・I’m going to buy this watch.
(この時計を買うつもりです)

このように、「んー、分かりそうでわからない・・・」と若干のモヤモヤ感が残って終わりそうですよね。

 

そこで今回は、

「willとbe going to~の違い」

を説明していきたいと思います。

助動詞willは、その場で決めた「~します」という意味です

例えばあなたが友達とイオンモールにショッピングに行ったとします。

そしてぶらぶら歩いていると、時計屋さんの前でカッコいい時計を見つけます。

そしてあなたはその瞬間ひとめぼれ。

次の瞬間、

「これ、買います!」

これがまさしく、

I’ll buy this watch.

なのです。

 

この時、前々からこの時計を欲しいとか考えていた訳でもないですよね。

イオンモールでその時計を見た瞬間、「わ、かっこいい!→買おう!」とその場で決めました。

これが今回のwillの意味になります。

 

be going to~は、「それまでの流れを含む」ことを表しています。

例えばあなたが雑誌やネットを観ていて、

「あー、このG-SHOCKカッコいいなぁ、欲しいなぁ。でもなぁ・・・」

と色々悩んでいたとします。

 

そして1週間ほど悩んだ挙句、

「よし、買おう!」

と決めました。

 

次の週末、あなたは友達とイオンモールに買い物に行くことになりました。

そこで友達が、

「今日は何か買う予定のモノあるの?」

と聞くとあなたは、

Yes, I’m going to buy the watch.
(時計を買うんだ)

と、既に「時計を買う」という予定を決めており、自分の気持ち(=計画)が「時計を買う」という方向に向かっているのです。

このように、

「ネットや雑誌などを見て、色々悩んで、そして買うと決めてまでの現在までの流れ」

これら全ての流れが含まれているのです。

 

それが、be going to~の意味になるのです。

 

willとbe going to~の使い分けが難しければ、どちらを使っても相手に通じます。

カンタンに違いを述べると、

・will:その場で決めた
・be going to~:既に決心済みで買う流れになっている

この違いです。

 

英会話の時ってとっさですよね。相手に伝わることを一番に優先させるのであれば、どちらでもOKです。何ならwillで統一してもOKだと思います。

そして経験値を重ねていくうちに、willとbe going to~の違いを理解して行きましょう。

まとめ

後はこれらの「フレーズパターン」をあなたの中で出来るだけ多く増やして行って下さい。

 

増えれば増えるほど、それだけ表現も豊かになりますし、相手の言っている事や書かれてある事も、理解できる範囲が広がっていきます。

少しずつで構わないので、毎日コツコツ取り組んで行きましょう^^

 

それでは今回はこの辺で。

ありがとうございました!

 

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