●I willとI’llって一緒の意味だと思っていたんですけど実は違うって本当なんですか?
こんにちは、英会話講師パンサー戸川です。
恐らくほとんどの方は
ご存知だと思われる助動詞の
will
これ自体の意味は
既に何度も見かけて
習ってきたと思います。
因みにこの助動詞willを説明すると、
助動詞will+原形動詞(単純未来形)
この形で、
「~するだろう」
と言う「単純未来」を表します。
しかしこのwillにはもう1つ
他の意味で使われているのです。
それは、
「~するんだ」
と言う、「意志」を
表したい時に使われるのです。
なので、このwillには、
①単純未来
②意志
この2つがあると言う事を
覚えておいて下さい。
さてここから本題です。
タイトルにも書きました、
①I’ll~
②I will~
どちらも同じ意味で
使われているんだろうなぁと
思われていた方もいらっしゃるかも
しれませんが、実は違うのです。
ネイティブの方たちは、
この両者を「ちゃんと」
両者を使い分けていたのです。
「えっ、そうなんですか?ただ短縮しただけで、意味は同じではないんですか?」
はい、違うんです。
実はこの間には
明確な違いがあるのです。
以下の文章を見てください。
①I’ll do my report.
②I will do my report.
一見両方とも、一緒の意味で
書かれてあるように見えますが、
この間には明確な差があります。
①を訳すと、
「(じゃ私が)レポートをします」
と、その時急に思いついた
事を言いたい時に
この形が使われます。
それに対し②は、
「私はレポートを(絶対に)書きます」
となり、①と比較してみると、
どちらかと言うと、
「~します」と言う
「意志」
が表現されています。
「間違いなくする」
と言う意味が含まれると
考えてもらっても良いでしょう。
断言したい時、もしくはする時に、
②の短縮しない表現(I will~)を
使った方が良いですね。
このように今までは
同じような感覚で使っていた事が、
実は「ニュアンスの違い」が
あったんです。
この「違い」を1つ1つ理解して行くことで、
腑に落とすことができ、理解しながら
「使い分け」することができます。
もちろんこの他にも
たくさんありますが、
まずは、今回の
「I willとI’llのニュアンスの違い」
を覚えて頂いて、何度も復習して
マスターして頂ければなと思います。
それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました!
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X フォロワー約18万人。TOEIC 915|英検準1級|AUS留学約3年半。帰国後、九死に一生の事故で約2ヶ月半入院。その後フィットネスで約3年働き独立。英語迷子を救い、楽しさを伝え、自信と勇気を持って英語が話せる人を増やすことが夢。ゴルフ・コーヒー・AE86が好き。40歳。奈良県桜井市出身。広陵町在住。
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