【日本人が間違いやすい英語表現】I went to there yesterday.「私は昨日そこへ行きました」
こんにちは、英会話講師パンサー戸川です。
さて今回は、
「日本人が間違いやすい英語表現」
と言うことでご紹介して行きたいと思います。
それでは早速こちらをご覧ください。
I went to there yesterday.
さてこれのどこが間違っているか分かりますか?
「えー、私は全然間違っていないとは思うんですが、どこが間違っているんですか?」
結論から言うと、今回の場合、前置詞のtoが要らないんですね。
前置詞toが要らない理由
これはなぜかと言うと、単語thereは「副詞」になります。
そして、基本的に副詞の前には前置詞は要らないんですね。
(※例外あり)
なので特に英語初心者や初級者の場合、今回の
「私は○○へ行きます。/行きました」
と表現したい場合、
I go to 〇〇/I went to 〇〇.
このように表現されていると思います。
もちろんこの時点では問題ありません。
この○○には、実は「名詞」が入ります。
名詞が入る場合、直前に前置詞が入ります。
しかし今回の場合、thereと言う単語は「副詞」になります。
と言うことは、toが要らないのです。
今回この例文をピックアップしたのは、多くの日本人の方が間違いやすい英語表現であり、なおかつ僕も何度もこの間違いをしていたからです苦笑
本当は要らないけど、前置詞toを付けてしまいそうな例文
この他にも、
・私は家に帰った。
×I went to home.
〇I went home.
・彼女は海外に行った。
×She went to abroad.
〇She went abroad.
・今朝、彼女から電話がかかってきた。
×I got a phone call from her in this morning.
〇I got a phone call from her this morning.
・私は今週金曜日スーパーに行きます。
×I’m going to the supermarket in this Friday.
〇I’m going to the supermarket this Friday.
・彼女はそこにいるよ!
She’s there!
(※例外:強調する場合は、She’s in there!と表現する)
このような感じになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もちろん今回の場合、I went to there yesterday.と言ったから、めちゃくちゃ誤解を与える表現だ、と言う訳ではありません。
もちろん意味はしっかり伝わっています。
相手側からすると、
「あー、toが入っているな」
と言う感じです。
なので、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。
もちろん誰でもミスはありますので。
英語が話せるようになるにはこのバランスが難しく、
「文法を無視し過ぎず、でも、神経質になり過ぎず」
になります。
もちろん文法を正しく使えていることに越したことはないですが、最終的には「コミュニケーションスキルが重要」と考えています。
会話中、正しさを重視し過ぎるあまり沈黙になるよりも、多少間違っていても、会話のテンポやリズムの方が大事かなと思います。
僕も間違えながら、上達してました。
そして、もちろん今でも間違えることはありますよ。
しかし、日々改善を積み重ねて、コツコツ英語上達して行きましょう!
それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました!
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X フォロワー約18万人。TOEIC 915|英検準1級|AUS留学約3年半。帰国後、九死に一生の事故で約2ヶ月半入院。その後フィットネスで約3年働き独立。英語迷子を救い、楽しさを伝え、自信と勇気を持って英語が話せる人を増やすことが夢。ゴルフ・コーヒー・AE86が好き。40歳。奈良県桜井市出身。広陵町在住。
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