ネイティブと英語で話す時に緊張してしまいます。どうすれば自信を持って話せるようになりますか?
こんにちは、英会話講師パンサー戸川です。
僕はスカイプで英会話を教えていますが、最近「英語」だけでなく、「気持ちの向き合い方」でのお悩み相談が増えています。
今回であれば、ブログのタイトルで書きましたが「ネイティブの人と話す時緊張して英語が全然喋れない」と言うことです。
実は、僕も最初の頃は全くと言って良いほど英語は喋れませんでした。
性格的なものも関係し、「ネイティブ」の人との英会話も緊張して本来の自分(=普段の自分の状態)で英語を話すことができませんでした。
しかし、今では以前と比べほとんど緊張することなく話すことがで出来るようになりました。
では一体どうすれば、緊張せずに自信を持って英語を話せる様になるのか?
ネイティブと緊張せずに英語で会話する方法。
結論から言うと、「慣れ」です。
こればかりは、何度もネイティブの人たちとの会話を重ねて経験を積み、あなた自身が体感して次へと活かすしかありません。
確かに、あなたの英語レベルも多少関係します。
しかし、私たちでも「憧れの人」や「好きな人」と日本語で話す時でも、少なくとも緊張はします。
その時に「普段の自分で話せ」と言われても出来ないでしょう。
何故なら憧れの人ですし、好きな人、尊敬する人ですからそうなることが多いと思います。
それをネイティブと英会話する時、同じような感覚で話しているから緊張する事になります。
僕が感じるのは、以下の9つが色々重なって「緊張」し、ネイティブの人と自信を持って話せないのだと思います。
ネイティブと自信を持って話せない9つの原因
①ネイティブを「崇拝レベル」で見ている。
②英語が話せない事に対しての「劣等感」がある。
③「会話(=コミュニケーションの取り方」に慣れていない。
④中学・高校6年も英語勉強したのに話せない。
⑤元々話すのが(=日本語でも)苦手。
⑥英語に対する「正しさ」に重きを置き過ぎている。
⑦「通じなかったらどうしよう?」がある。
⑧発音に自信がない。又は過去にそのトラウマがある。
⑨「英語が話せない=ダメな自分」の方程式が出来上がっている。
これら全て当てはまる人もいれば、そうではない人ももちろん居ます。
そしてもしあなたがこれらの事に当てはまっているからと言って、「私ってダメなんだ」と思わなくても大丈夫です。
僕も実際上記のほとんどに当てはまっていましたから。
ではどうやって、この状態から自信を持ってネイティブの人と英語を話せる様になるのか?
自信を持って英語を話す方法ステップ1:自覚する。
まず、STEP1として、「自覚すること」から始めます。
そこには「良い・悪い」の感情は一切入れません。
むしろ取り除いてください。
ただ、淡々と「あっ、私緊張している」「頭真っ白だわ」「英語全然出てこないやん」等のあなたの今の気持ちをしっかりと理解してください。
「緊張している私ってダメだわ」
とか、
「恥ずかしい」
などは感じるかもしれません。
しかし、それらの感情をしっかりとあなた自身受け入れて下さい。
ありのままの(いつしかこの言葉が流行りましたが)感情を感じるだけで大丈夫です。
そして、毎回ネイティブの人と英会話をした後、「自分の気持ちはどのように動いたか」を紙に書き留めておいて下さい。
「あ~、私の気持ちってこのように動いてるんだ」
と、客観的に自分の気持ちの動きを観察します。
自信を持って英語を話す方法ステップ2:「どうすれば、自信を持って英語を話すことが出来るのだろう?」と言う質問を問いかける。
次に、STEP2として、以下の質問を自分に問いかけます。
「どうすれば、自信を持ってネイティブの人と英語を話すことができるのだろう?」
WHY?(=何で自信を持って英語を話せないんだろう?)と自分に問いかけてしまうと、そのWHY?の部分を中心に答えが出てきます。
ではなく、HOW?(=どうすれば自信を持って英語を話すことが出来るのか?)だけに焦点を当てます。
そうすれば、そのHOW?に対しての答えが出てきます。
これらの答えは人によってそれぞれです。
ある人は、「ただネイティブの人たちを崇拝し過ぎていた」かもしれないですし、他の人は、「英語力アップ」かもしれません。
それぞれの答え(=乗り越えるべき課題)が違います。
その「課題」が見つかれば、それに焦点を当て、クリアしていく事に集中します。
そうすると、あなたは自信を持って英語を話せる様になります。
答えではないですが、当てはまるキーワードとして、
・勇気
・積極性
・繰り返し
これらが当てはまります。
確かに、最終的には総合的な英語力は必要です。
単語も発音も、文法もリスニングもどれも必要です。
英語力からコミュニケーション力へ昇華させて行く。
しかし、もう1個覚えて頂きたいのは、「コミュニケーション」が最終的に行き着きます。
いくら英語が堪能であっても、「コミュニケーション能力」がなければ、会話のキャッチボールは気持ちよく出来ないですよね。
英語と言う「ツール(=道具)」を使って、ネイティブの人と、楽しく気持ち良く英会話出来る。
その「あなたの英会話の理想」を紙に書き出し、そこを目標にして毎日の英会話学習をこなして行きます。
恥ずかしい想いを何度もすることもあるでしょう。悔しい想いも嫌な想いも、英語自体嫌いになる時期もあるでしょう。途中で投げ出したくなる時もあると思います。
しかしその感情は決して悪いことではありません。
僕もこれらの感情を経験してきましたし、それらを踏まえて乗り越えてきた結果の、「自信を持って英語が話せる」があります。
これらの感情なくして今はないと感じています。
なので、これらの感情に恥じることなく前へ前へと進んで行ってください。
そうする事で、それらがやがて「自信」と言う言葉に変わってきます。
自信が育って行くプロセスとは?
・日々の1歩の幅は違えど、前へ進み続けること。
・途中で諦めないこと。
・自分の理想に向かって行くこと。
これらを続ければ、やがて自信になり英会話も上達します。
諦めず、その「一歩」の歩みを大切にして行って下さい。
そうすれば、必ずあなたの理想とする英会話を身に付け、自信を持って英会話をすることができるようになりますから。
それでは今回はここまでです。
ありがとうございました。
●こちらの記事もよく読まれています
X フォロワー約18万人。TOEIC 915|英検準1級|AUS留学約3年半。帰国後、九死に一生の事故で約2ヶ月半入院。その後フィットネスで約3年働き独立。英語迷子を救い、楽しさを伝え、自信と勇気を持って英語が話せる人を増やすことが夢。ゴルフ・コーヒー・AE86が好き。40歳。奈良県桜井市出身。広陵町在住。
コメント